不動産投資とアパート経営

不動産投資とアパート経営についての基礎知識をこのページでは紹介しています。不動産投資を護憲津の方は是非ご利用ください。

1.不動産投資の基礎知識

不動産投資は2種類ある

不動産投資の中でも人気なのが「アパート経営」です。土地・建物などの不動産を運用して利益を上げることを不動産投資といい、大きく分けて次の2種類の方法があります。

  • (1) マンションや土地を購入し値上がり後に売却して差益を得る
  • (2) アパートやマンションを経営し家賃収入(運用利益)を得る

上記のうち、不動産投資に慣れていない人でも利益を上げやすいのが「アパート経営」です。 マンションや土地などの物件を購入し、値上がりを待って売却益を得る(1)のようなやり方も悪い投資方法ではありません。しかし、最近ではリスクが高いとして避ける投資家が多いのも事実です。 一方、アパートやマンション経営で家賃収入を得る方法には安定感があり、比較的リスクが低いという理由もあって不動産投資の主流となっています。

不動産投資のメリット

不動産投資の最大の魅力は、金融機関の事情や金利に左右されにくい点です。たとえば、銀行に何千万円も貯蓄していても、年間1%以下の利息しか手にできないのが現状です。

普通預金の金利は大手都市銀行で0.001%、それ以外でも0.002%というところが大半となっています。定期預金でも0.120~0.350%と低金利のため、近年では資産を預金するメリットは少なくなっているのです。

2002年4月からはペイオフ解禁により、1000万円以上の定期性預金の払い戻し保証はなくなっています。万が一、銀行などの金融機関が経営破綻すると、預けていた1000万円以上の預金の保護は期待できないというわけです。

不動産投資は安定した賃料収入が見込め、金融事情とも直接的な関係はありません。こうした状況から、不動産投資のメリットが注目され投資商品として人気になっています。

アパート経営とは?

アパート経営とは、アパート型式の賃貸物件を入居者に貸し、賃料収入を得るビジネス手法をいいます。一般的なケースでいうと、アパートの土地・建物を所有するオーナーが、インカムゲイン(運用利益)を毎月の賃料収入として得るという形の不動産投資といえるでしょう。

個人で行なうアパート経営には3種類のスタイルがあります。

1番目はオーナーが自分の所有地にアパートを建て、店子(入居者)を募って賃料収入を得るというスタイルです。2番目は土地を購入してアパートを建て賃料収入を得る方法、3番目は土地と建物を購入して賃料収入を得る方法です。

最初の1番目の方法は、手持ちの土地の有効活用ができる不動産投資です。2番目・3番目の方法はある程度の初期投資が必要ですが、手持ちの土地なしでもアパート経営ができる方法ということになります。

アパート経営とは?

不動産投資は金融機関への預金と比べると、金利の変動に左右されにくいメリットがあるということを説明しました。ほかにも不動産投資には次のようなメリットがあります。

レバレッジ効果

不動産は担保融資の対象となるため、少ない投資で大きな利益を得られるレバレッジ効果が期待できます。たとえば土地購入や建物建築に1000万円かかったとして、うち700~800万円を借入金でまかなえば、実質的な投資金額は200~300万円で済むという計算です。

この例でいえば、200~300万円という少額の投資で、1000万円の不動産から得られる利益が見込めるという結果になります。これが不動産投資のレバレッジ効果です。

節税効果

不動産投資における借入金利は、納税申告の際の必要経費として計上できます。上記の例でいえば、土地購入や建物建築の借入金700~800万円の金利は必要経費に算入できるわけです。

さらに、不動産の運営コスト、保有コスト、減価償却費なども経費に算入できます。これらの経費を賃料収入から差し引いた金額が収益(不動産収入-必要経費=不動産所得)になり、かなりの節税効果が期待できるものです。

2.アパート経営のメリット >>